2020年3月、父が子どもたちの家に来たとき、「携帯ショップの店員に勧められて買ったんだ!」と得意げに見せたiPad mini。
そんなもの必要ないだろうと怪訝に思い、話を聞いていくとインターネットの契約もしたとか。
父は契約内容や毎月の通信費をよく知らないようなので、兄弟を代表してHEYPONが実家に戻り、一緒に携帯ショップへ行ったことから話は始まります。
毎月の通信費は一体いくらなのか
労いの言葉に返事をしながら、HEYPONは実家で調べた内容やショップ店員との話を報告しました。
HEYPONの通信費における報告
- 実家では通帳より引き落とし金額の確認した
- 携帯ショップでは契約内容と解除手数料について確認した
上記のことから分かった契約内容と支払料金、違約金等は以下のとおり。
契約内容 | 支払料金/月 | 違約金等 |
携帯(ガラケー) | 約3,100円 | 10,450円 |
iPad mini | 約3,600円 | 10,890円 |
インターネット | 約6,700円 | 未確認 |
固定電話 | 約5,000円 | 未確認 |
それと電気代(5,000~7,000円)も携帯会社から引き落とされていました。
なおインターネットと固定電話は別会社のため、携帯ショップでは確認できないとのこと。
ネットで検索したらインターネットの解除費用は、違約金と工事料金で数万円かかるらしい。
合計で2万円近くの通信費を払っている事実が・・・
あと解除手数料って、もうかからないじゃないの?という素朴な疑問もあります。
兄弟たちは驚きと、なぜ通信費がこんなに高くなってしまったのかを改めて考えました。
どうして通信費は高くなってしまったのか
「お父さんは人を信じるしかない」発言とは・・・
2020年3月、iPad miniを得意げに見せびらかす父に対して「どうして買ったの?」と質問すると、「携帯ショップの店員さんから勧められたから」とのこと。
「なぜ必要なの?」と聞くと、父は「よくわからないけど、ショップ店員さんが言うから・・・」と答えた。
「必要かもわからないのに、どうして買ってしまったの?」と更に質問したら、父はこう言ったのだ。
「何も知らないから、お父さんは人を信じるしかない!!!」
上記のことから考えるに通信費が高くなってしまった原因は、「必要性を度外視したショップ店員さんの勧誘」と「無知を言い訳にした父の姿勢」にあるのでという結論に。
父の話を聞いていて兄弟3人とも、「相手が必要かどうかもわからないのに勧めるショップ店員さんもだけど、何も知らないからって人を信じる選択をする父もどうなの?」と思いました。
一方で父を“何も知らない“状態にしてしまった要因の一つとして、子どもたちが気にかけてこなかったこともあるのだろうと反省するのです。
「必要性の検討」と「スケジュール決め」
さすがにHEYPONの主張は通らなかったものの、現在の契約を続ける必要はないと判断しました。
父からのヒアリング内容を、あらためてHEYPONが報告。
父の通信機器における使用状況
- 携帯電話:電話やSMSを多用している
- iPad mini:YouTubeを観るだけ
- インターネット:ほぼ使っていない
- 固定電話:たまーーーーに地域の人から電話がくる、役所関係での登録番号
料金の高さと使用頻度を考慮して、契約を解除するのは「インターネット」と「固定電話」という方針に決まりました。
また電気代も安くなるのではないという案が出て、実家に戻ったときに現地調査した上で判断するとし、全体のスケジュールが決定。
父の通信費削減スケジュール
- 7月中にインターネットと固定電話の違約金等を確認
- 8-9月に帰省し、現地調査をする
- 現地調査後に解除する契約を本決定し、手続きをする
今回の帰省で父の財産・収支状況を全て確認してきたHEYPONは、このままで生活できないと考えて支出を減らす施策が必要だと兄弟に報告しています。
父の明るい?未来のために、うんこ三兄弟は動き出す!
- 父の通信費/月は2万円で、契約の解除にはどれも1万円以上かかる
- 通信費が高いのはショップ店員の勧誘にも問題があるが、「知らない父」と「気にかけない子ども」にも反省することはある
- 料金の高さと使用頻度から解除する契約をきめ、行動に移していく
父がiPad miniを得意げに見せたあの日から始まった「父の通信費問題」。
今回のことで「子どもたちが知らないうちに、父のお金がとられていくのだなあ・・・」としみじみ思いました。
そして連絡を取り合う大切さも考えさせられて、子どもたちは父も含めたLINEグループを作るのでした。